喪女のだらだら駄らいふ

漫画もゲームもそこそこのライトオタク喪女がとりあえず脱喪を掲げつつ考えや行動を残しています。

アドミュージアムにいってきた

どうも、だら子です。

またお久しぶりになってしまいました。反省。

 

そしてご挨拶遅れましたが新年あけましておめでとうございます。

(もう2週間たったとか…)

今年もよろしくお願いします。後もう少しでこのブログもたぶん2年目に突入します。時が流れるのが早いって毎回言ってる気がします。

 

それはさておき、この前アドミュージアムという所にいってきました。

広告の美術館?博物館?です。

 

何故そんな所に突然行ったのか?と言うと今現在転職職業の候補として事務よりクリエイティブな事がしたいと思っていたからです。広告と言えばクリエイティブ業界の花形的存在だと思っているので、過去から今までの広告を見て好きだなぁと感じるのか、作りたいなぁと思うのか。どう感じるだろうかと確認をしに行ったわけです。

 

後単純に興味が湧いた!

引きこもりの私が珍しくアクティブになりました。

 アドミュージアムとは

www.admt.jp

アドミュージアムは新橋駅から徒歩5分。カレッタ汐留Aゲートを入ってすぐの所にあります。入場は無料です。

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特別展 「思いつく」を考える展

現在アドミュージアムでは「思いつく」を考える展をやっています。

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実際に流行った商品や売り方はどうやって誕生したのか?どう考えればいいのか。閃いたきっかけは?という事を分かりやすく展示されています。

 

以下展示内容がっつり出ます。

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ヒットする商品にはこれらのどれかに当てはまりまる事が多いです。

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例えば福袋。今は中身が見れるようになりましたが、本来なら中身が見えません。「中に何が入ってるかな」「良いものが入ってると思う!」なんて妙な確信だったり、ワクワクして期待して買ってしまいますよね。これは思いつくを9つの内「かくしてみた」に該当しますね。

 

もう一つ言ってみると昔流行ったローラーシューズ。ローラーと靴をあわせるって当時は「なんて発明!」「画期的!」と思いましたよね。あれも今までありそうでなかったローラーと靴を「くっつける」。まさに発想の勝利でした。すごい。

 

思いつく展では他に「アプリのsnow」や「うんこドリル」など今や誰もが知るヒット商品の開発秘話などが見れますよ。

常設展示

広告の美術館なので、もちろん常設展示は数々の歴史的広告が!

江戸時代から始まり、明治、大正、昭和、そして現在まで歴史の変遷を見る事ができます。今や当たり前となったチラシ、新聞広告の始まりなどを知る事ができます。

 

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広告の始まりは江戸時代から。傘を使った宣伝なんて当時は画期的だったでしょう。

 

江戸時代の展示コーナーでは、当時の広告業界を盛り上げていた蔦屋重三郎や山東京伝、平賀源内などの当時のエピソードをインタビュー風映像として見る事ができます。

 

誰だったか忘れてしまいましたが、土用の丑の日も最初はかば焼き屋の友達に泣きつかれて考えた宣伝だったようですね。当時の広告の影響が未だに残ってるってすごい事ですよね。

 

歴史以外にも、タッチパネルやこの白いブースでピックアップされたCMや広告を見る事ができます。

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かなり昔のCMから現代のCMまで幅広く見る事ができるので、年の離れた人と言っても「このCM知ってる」「見た事ない!どんなの?」と話が広がる事間違いなし。(たぶん)

 

ここには映っていませんが、昔からCMをやっている蚊取り線香の金鳥さんのCMコーナーがあります。そちらではCMの絵コンテと一緒に実際に作られたCMを見比べる事ができます。

絵コンテとCMを比べてみると、例えば歯医者さんを舞台にしたCMで絵コンテでは「女医さんが…」と書いてあるのに実際にキャストは男性になっていたりと変わっている事がいくつもあります。間違い探しのように見比べていくと面白いです。

 

2階 図書コーナー

「ちょっと休憩したい」「もっと広告の事が知りたい」という方におすすめなのが2階の図書コーナー。キャッチコピー、グラフィック、セールス方法などなど「広告に関する事」だけが集まっています。

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広告に関する事のみならず、美術系の本って一冊一冊がそれなりのお値段がするんですよね。普通の本とは違って中身はフルカラーの物が多いので当然なのですが。

だから図書館で借りよう!と思っても、地元の小さな図書館だとこういった本はあったとしても数冊だったりして、自分で買おうと思っても本屋にも置いてない。通販、と思っても中身見ないのに買うのもなぁ…と買うまでに結構葛藤があったりします。

ここでは自由に見て、なんなら椅子と机もありますので読んだり、司書さんにコピーを頼む事ができますのでありがたい存在です。近くにあったら何回も通っちゃいますね。

 

まとめ

無料なのにこのボリュームにしてこの図書館。アドミュージアム、すごい所です。

新橋駅から地下通路を通ればこの寒い冬でも風に吹かれる事なく行く事ができますので、ちょっとお時間が空いた時に、広告が見たいなぁと思った時にフラッと寄れます。すごく面白い所でしたので是非!おすすめです。

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今の時期、アドミュージアム内の広場でイルミネーションもありますよ。ディズニーの美女と野獣をイメージした、との事で結構な人数が集まってました。

 

ちなみに、結局広告見るのも作るのも好きだけど、この閃きや熱意には敵わないだろうなぁと思いました。もちろん今プロとして第一線で活躍してる方々ですから、比べるのなんておこがましい事だとは思うんですが。ウーン難しい。