喪女のだらだら駄らいふ

漫画もゲームもそこそこのライトオタク喪女がとりあえず脱喪を掲げつつ考えや行動を残しています。

鬱との遭遇

どうも、だら子です。

この前入った新入社員が3日で音信不通になりました。

どうやらここに入る前にも「俺はもっとすごい仕事ができるんだ!」と転職を繰り返していたバックレ常習犯だった模様です。

私もちょっと反省しました。

自分はもっとできる!と勘違いしないように、地道に頑張ります。

 

あ〜…春ですね…。

今日は鬱な話。

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※個人情報にはフェイクが入っています※

鬱との遭遇

 

このバックレ新入社員は私の部署の所ではないので、今日も変わらず通常運転です。

気分が上がらないデフォルト仕様で仕事をします。

 

が、ある日、社員Aさんが「病院に行く」と言い、その後から仕事にこなくなりました。ぱったり。

最初はよっぽど体調が悪いのかな?と思って心配していたのですが、その後風のうわさで「どうやら鬱らしい」と聞きびっくりしました。

ひょえ~~。

なんで驚いたかっていうと、鬱っていう事自体の他に

・「あんなにAさん元気そうだったのに」

・「上司にいびられてる訳でもないのに一体何故?

・「人気者なのに」

と私から見て鬱になりそうもない人だったからです。

散々ブラックと嘆いてはいますが、人間関係は良好な職場なのでどうして鬱になったんだろう?という疑問がありました。

 

 

原因

 どうやら原因はコンビを組んでいるBさんの行動でした。

他人の前でAさんを貶していたようです。

「Aさんはこういうのできないから~」

「Aさんポンコツだから~」

するとその他人も「Aさんはしょうがないな~」「ダメだもんね」みたいな認識をし始めました。Aさんは貯め込んでしまう大人しいタイプで、それが嫌だけど言い出せなかったようです。

そして最終的に鬱が発症してしまいました。

 

恐らくBさんに貶しているという意識はないんですよね。

むしろ普段「私なんてこんなだから」と自分を下げる人です。

でもAさんはBさんより少し後輩で、同じ立場とはいえ上下関係がありました。

心のどこかでAさんを支配下に置いてる!置きたい!と思っていたのかもしれませんね。もしくはAさんなら何を言ってもいい!大丈夫!とか。

まぁ憶測ですけど。

 

悪意のない行為

なんとなく鬱っていうのは上司に毎日すごい罵詈雑言で貶されて、ひどい残業の毎日で、といった事をイメージしていました。

しかし、今回のような事は職場以外にも家庭とか学校でも蔓延してるんじゃないでしょうか。

「本人には悪気はないけど、その人を下げている」行為が積み重なるのです。

 

私も幼少期、母親にいつも「不出来な娘で」と紹介されていました。

もちろん「うちの娘は天才で可愛い!」なんて紹介できないのは当然ですが、「不出来で」と言われると「私ってダメなのか」とすごく落ち込みました。

冗談でもマイナスな言葉って結構響くんですよね。

 

自分で謙遜して自分の事を下げるならまだしも、部下や後輩を下げる行為は謙遜ではなく、ただの悪口に思えます。

むしろ他人の前では褒めてあげた方が、頑張ろうって思えるんじゃないのって思う私は子どもなのか…。

 

 

どうすればいいのか分からない

さて、こうして鬱になってしまったAさん。

でも仕事には頑張って来ています。

そんなAさんに対して、鬱と知ってどう対応していいか分からない自分がいます。

今まで鬱の方のブログを読んでいて、鬱はとてつもなく辛いものだと理解はしていたけど、他人である私がAさんに何かできる事はあるのだろうか?

頑張れはNG、無意識に傷つけないようにしなければ、とか色々考えてしまいます。

まぁその人とはそんなに仲がいいわけでもないし、仕事の事でしか話す事はあんまりないから頑張れなんていうタイミングもないんですけどね…。気にし過ぎって奴でしょうか。

それとも、これはこれで腫物を扱っているような感じでしょうか。

うーん。困った。

いつも通りに接すればいいのかなぁ。

 

そういえば、鬱になった人の本はあるけど鬱を支える周囲の人達向けの本ってそんなにないような気がします。中々鬱への理解が深まらないのはそういうの要因もあるかもしれません。

 

春ってやっぱり忙しない季節ですね。

おわり。