オススメ恋愛要素あっさり系少女漫画
どうも、だら子です。
あまり恋愛にガツガツしてる訳ではないのですが少女漫画たまに読みます。
でも恋愛恋愛してる少女漫画は苦手です。(ア○ハライドみたいな)
「こいつら恋愛しかしてねーな」って思って飽きます。
という訳でだら子おすすめ!
恋愛要素あっさり系の少女漫画を紹介。
美しき百人一首、美しき青春
ちはやふる
末次由紀 現在34巻
小学生の綾瀬千早の将来の夢は「姉が日本一のモデルになること」だった。
それを聞いた転校生・綿谷新は「自分の事でないと夢にしてはいけない」と諭される。そんな新の夢は、競技かるたで名人になる事。普段はおとなしい新が、真剣に札を払う姿に衝撃を受けた千早は、幼馴染の真島太一を巻き込んでかるたにのめり込んでいく。
しかし学校を卒業後、皆別々の道を歩んでいた。
それから時がたち、高校生になった千早は新がカルタから離れた事を知る。
それでもかるたを続けていれば再開できると信じて、太一とともにかるた部を設立するのだった。
少し前に広瀬すず主演で実写化したちはやふる。
少女漫画としては珍しく、恋愛より競技カルタに全力を注いでいます。
競技カルタを通して努力、ライバルとの闘いや仲間との絆、そして恋を描く。
部活に青春をかける高校生達の眩しいストーリー。
かるた漫画としても恋愛漫画としても最高の作品。
面白い証拠にアニメ2期もやりましたからね!アニメも見て下さい。
漫画自体はページを捲るたびに胸が熱くなって「あ~~こんな青春したかった!!」と思わずにはいられないくらいの青春っぷり!学生に戻ってこんな青春送ってみたい!
一巻一巻盛り上がりがあってグダグダしない展開も素敵です。
読んでる内に百人一首とかるたの知識がついていくので、真似してかるたをやりたくなってしまうのも、ちはやふるが面白すぎるからなんですよね。より漫画を楽しむために百人一首の歌の内容を調べてみたりして良い影響を受けました。
きっと同じ事をしてる人がいるはず!
絵も美しい和の雰囲気を持った唯一無二の華やかさ。
カラー表紙はもちろんの事、1ページ1ページが美しいのでオススメです。
暇を持て余した金持ちの遊び?
桜蘭高校ホスト部(クラブ)
葉鳥ビスコ
完結 全18巻
上流階級家庭の子どもが集まる桜蘭高校特待生の藤岡ハルヒは、ある日ホスト部の部室へとたどり着く。
そこでハルヒは800万の花瓶を割ってしまい、借金を作ってしまう。借金を返せないハルヒは、借金帳消しの条件として「100人の指名客を集める」ノルマを課せられ、接客係としてホスト部に入部する事になる。
しかしハルヒは女の子だった。
ベタなテーマ、男装。
こういったテーマは大体「女子ってバレないように…」とか主人公が気を遣ったりするものですが、ホスト部はそこらへんはホスト部内では軽くバラします。女子だからと言って急に意識し出すとか好きになるとかそういった対応になる事なく、むしろそれをギャク要素として使っているのがあっさり読めて良い所。
全体的には恋愛要素と学園生活は5:5くらい。
コミカルで面白く学園生活の中に少しずつ恋愛要素が入ってくるような感じです。
ホスト部は全員お金持ち、というか桜蘭高校はお金持ち学園なので体育祭でも文化祭でもやる事なす事とにかく浮世離れしていて、そのぶっ飛び具合が様々な事件を起こします。
こんな学園あったら最高に面白い!!行きたい!
決して相いれない2人の夏
蛍火の杜へ
緑川ゆき 短編集
祖父の家へと遊びに来ていた少女、蛍は遊んでいる間に森へと迷い込んでしまった。
そこは祖父から入ってはいけないと言われていた「山神の森」。
出られなくなって困っていた時、人の姿をした森に住むギンと出会う。
人に触れられると消えてしまうギンに助けられ無事に森を出た蛍は、その後夏が来るたびギンの元へやってくるのだった。
「夏目友人帳」でおなじみの緑川ゆき短編集。
短編集の中身は春・夏・秋・冬と分かれており、そのひとつが”蛍火の杜へ”。
人に触れられないギンと、いつしかギンに恋心を抱いた蛍。
立場や時間が2人を別つのですが、その距離感が非常に切なくもどかしい。
アニメDVDは思わず泣いてしまいました。
こういった話を書くと緑川ゆきの右に出る者はいないですね。
1冊なので是非手に取ってみて下さい。
極悪面×美少女?
悩殺ジャンキー
福山リョウコ 全16巻
蕪木ナカは事務所所属の駆け出しモデル。
スタイル良し、顔良しの典型的なモデルだけど緊張すると極悪面になるという欠点があった。その欠点のおかげで中々オーディションには通らない。
そしてとある雑誌モデルのオーディションに参加したナカは、超売れっ子美少女モデル、ウミと遭遇し秘密を知ってしまう。
秘密の口止め料としてナカは仕事をもらうようになり、同時にウミの秘密がバレないように奮闘の日々がはじまる。
現在は花とゆめで「覆面系ノイズ」を書いている福山リョウコ作品。
絵が若干古っぽい(すいません…)のは約10年前の作品だからです。
でも10年前でも色あせない面白さがこの漫画には詰まっています!
それぞれが自分のコンプレックスや嘘を抱えて、モデル業界という華々しい世界で葛藤しながらも成長していく姿を追う少女漫画。
ギャグとシリアスの緩急が効いたテンポのいいストーリー展開と個性的なキャラクターが魅力。主人公が指名手配犯のような顔になるっていう設定はきっと悩殺ジャンキーだけですね。
ご紹介している中では最も恋愛要素が強いです。
が、ただラブラブしているだけじゃない!
恋愛もしつつ、ちゃんと一人の人間としてナカもウミも成長していくんですが!
これ以上言ってしまうとネタバレになるので黙ります…。
最強のアテ馬、ヤマケンが見どころ
となりの怪物くん
ロビコ 全13巻
「ドライアイス」というあだ名がつくほど勉強第一の冷血女子、水谷雫は高校入学して間もなく担任からとあるお使いを頼まれる。
それは隣の席の超問題児、吉田春へプリントを配達する事だった。
雫はハルの家まで配達し、すぐ帰ろうとしたがハルに勝手に友達認定されてしまう。
そしてハルをきっかけに、雫の周りには一癖も二癖もある友達と呼べる存在が集まってくるのだった。
こちらも主人公、相手ともに個性の強すぎるキャラクター達が織りなすストーリー。
性格が極端な2人が、1巻であっさり恋人になってしまいます。
けれどその後、友達がいない2人だけあって恋人関係になっても人間関係が上手じゃなく周囲も巻き込みすれ違い、寄り添い、理解しあっていく過程が素敵。
雫もハルも、想像もつかないような行動や発言をするので読者も振り回される作品。
そして私が考える少女漫画での最強の当て馬(ライバル)ヤマケン!!も見どころ。
是非ヤマケンのために4巻以降を読んでいただきたい…。
ヤマケンは左。
ハルは常に首輪してる訳じゃないのであしからず。
ちなみに悩殺ジャンキー以外はアニメ化しておりますのでアニメも是非視聴してみて下さい!
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