喪女のだらだら駄らいふ

漫画もゲームもそこそこのライトオタク喪女がとりあえず脱喪を掲げつつ考えや行動を残しています。

ゴールデンカムイ聖地巡礼~開拓の村編~(2019.09.27更新)

どうも、だら子です。

さてゴールデンカムイをより楽しく読める記事を書こうと考えた結果、やはりせっかく旅行に行ったのだから旅行に関する事を書こうという事に落ち着きました。

そしてゴールデンカムイと言えば絶対に外せないのが北海道にある開拓村!

今回公式ホームページを確認した所個人的利用ならば写真OKという事で満を持して書く事にします。

いろんな角度からの写真や間取りを入れるので、創作の参考にでもなれば幸いです。

手振れしてたりしますが多めに見てください。

 

2019.9.27最新話までチェック済です。

 北海道開拓の村とは

札幌市にある野外博物館です。開拓村という名だけあって当時の町並みが再現されています。

www.kaitaku.or.jp

ゴールデンカムイのモデルになった建物がいくつもあります。

料金

大人:800円

大学生・高校生:600円

中学生以下・シニア:無料

大人の場合2回以上入村する場合はパスポートを買うのがおすすめです。

また、開拓村のすぐ傍にある北海道博物館に行く場合はお得な入場券があります。北海道博物館ではアイヌの文化について展示していて、実際にトンコリを弾いたりする事ができるので合わせてオススメです。

開拓村までの行き方

・最寄り駅はJR千歳線「新札幌」駅か地下鉄東西線「新さっぽろ」駅になります。どちらの駅でも平日休日関係なくバスがたくさん出てるのでお好みの方でどうぞ。

 

【JR千歳線新札幌駅まで】

・JR札幌駅より快速10分

・JR新千歳空港より快速28分

 

【地下鉄東西線新さっぽろ駅まで】

・地下鉄大通駅より20分

 

【共通】

バスで20分(210円)

 

1時間あれば余裕で到着します。

聖地マップ

それでは各建物をご紹介します。

ガイドマップは公式サイト様(開拓の村ガイド)が見やすいと思うので、計画を立てる際はそちらを参考にして下さい。私の地図はパンフレットの地図になります。

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③旧手宮駅長官舎(2019.04.13追加)

④旧開拓使爾志通洋造家

⑤旧福士家住宅

⑥旧松橋家住宅

⑦旧有島家住宅

⑧旧浦河支庁庁舎

⑨旧小樽新聞社…マップに番号振るの忘れました

⑭旧島唄郵便局

⑮旧山本理髪店

⑱旧来正旅館

⑲旧三口河本そば屋

⑳旧武井商店酒造部

㉑旧近藤医院

㉘旧広瀬写真館…マップに番号振るの忘れました

㉚旧札幌農学校寄宿舎

㉜旧土屋家はねだし…9/27追加

㉝㉞旧青山家漁家住宅・廊下

㉟旧秋山家漁家住宅

㊱旧山本消防組番屋

㊳旧ソーケシュオマンベツ駅逓所

㊴旧田村家北誠館蚕種製別所

㊶旧納内屯田兵屋

㊽旧菊田家農家住宅

それではそれぞれ写真をご紹介。

各建物紹介

③旧手宮駅長官舎

【6巻】茨戸分署長の江尻が務める茨戸分署として登場。

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④旧開拓使爾志通洋造家

【7巻】アシリパたちに熊の駆除を依頼するエディー・ダンの自宅。

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中では開拓使の事業について解説がされています。開拓使の家だし。

 

⑤旧福士家住宅

【8巻】同じくのっぺらぼうの話し合いについてのシーン。土方一派の隠れ家の内装です。比べてみるとたしかにぴったり一致。

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家永のいる位置から見るとこんな感じでしょうか。

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淡いブルーが可愛いお家でした。

⑥旧松橋家住宅

【2巻】杉元と鶴見中尉の対談

【8巻】鶴見中尉に谷垣が過去を語るシーン

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畳み続きの向こう側はこんな感じ。尾形や二階堂はこっちで火にあたっていたのでしょう。

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⑦旧有島家住宅

【8巻】のっぺらぼうとは一体なんなのかを話し合う土方一派+尾形の話し合いのシーン。土方達の隠れ家(外装)です。

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漫画通りだと裏口になります。

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玄関から入って中は隠れ家っぽいこじんまりとした作り。

あがれませんが小さな書斎が2階にあります。

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⑧旧浦河支庁庁舎

【6巻】家永さん登場回。世界ホテルです。

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同じ角度発見。全体的に薄ピンクと白で可愛い雰囲気。建物内には当時使われていた馬車や明かりの展示がされています。

実際は庁舎ですので、ホテルらしい設備展示はありません。

⑨旧小樽新聞社

【13巻】土方さんが新聞を使って何かしようとしてるくだりで登場。物凄く鋭角な写真しかなかった。何故。

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ここでは昔ながらの印刷を体験する事ができます。記念のポストカードのようなものがもらえます!無料!

⑭旧島唄郵便局

【12巻】夏太郎が自分をつけていた軍人を撃ち殺した所。

【11巻】谷垣がフチに向けて電報をうった所

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⑮旧山本理髪店

【6巻】土方と永倉、尾形が茨戸に来た際に情報収集がてら寄った理容室。

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実際蝋人形のような二人がいるので最初はすごくびっくりします。まんまじゃん…まんま尾形じゃん…。

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細かい散髪道具など。何に使うのかよく分からないものが多いです。

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反対側は待っている人のためにソファとストーブ。壁には当時の散髪料金や流行りの髪形が貼ってあります。

⑱旧来正旅館

【4巻】お金をもらった白石が金塊のため(?)に遊びに来た娼館。このコマのみの登場。

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当時は待合所として利用されていました。その後色々あって旅館兼待合所になりました。

⑲旧三口河本そば屋

【2巻】杉元が鰊蕎麦を食べたお店。兼牛山が土方さんに発見されたお店です。

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中の様子は大正時代だそうです。

ちなみに2階は約50人が入れる座敷と女中部屋。客は2階に案内されたとのことなので、牛山さんは2階にいたのかもしれません。

ちなみに開拓村で鰊蕎麦、本当に食べれるそうです。(残念ながら食べられなかった…!)

⑳旧武井商店酒造部

【2巻・3巻】小樽・第七師団兵舎の外観です。2巻で杉元が捕まり、3巻で火事になって消失しました。

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建物の中は当時の酒造について展示があります。

家の中を通り抜けていくと裏門のような所に出る事ができました。

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㉑旧近藤医院

【6巻】世界ホテルが爆発した後、家永を連れた牛山が退避した場所です。

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この写真は丁度牛山さん視点になります。(パノラマにしないと入らなかった…)

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別室の診察室には家永さんの横にある手洗いの器具もありました。

この医院では他にも当時を再現した製薬所や貴重な書籍、器具など見れますのでじっくり回る事をオススメします!

㉘旧広瀬写真館

【13巻】全員で写真を撮影しよう!という事でやってきた写真館。何も起こらないはずはなく…?

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谷垣のアレもココだったんだなぁと思うと感慨深いです。

㉚旧札幌農学校寄宿舎

【10巻】淀川中佐のいた旭川27聯隊の内装モデルです。とても部分的。

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一段下がった廊下

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(ピンボケしてしまった)職員室の机です

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鯉登もかけあがった階段!

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イヌドウ…

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㉜旧土屋家はねだし

【本誌】213話 アシリパと杉元が隠れた場所

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上に三角が特徴的。

杉元達が隠れていたのはこの建物の床下なので対岸に渡って旧秋山家あたりから撮影すると同じアングルで撮れると思います。

 

㉝㉞旧青山家漁家住宅・廊下

【4巻】辺見が最初にいた鰊番屋

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米蔵や縄置き場が奥に続いていて、写真には写っていませんが船置き場が漫画の図通り右手にあります。

【6巻】日泥家の内装。尾形があれやこれやする場所です。実際梯子は登れません。

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㉟旧秋山家漁家住宅

【3巻】澁川善治の隠れ家です。一瞬でいなくなってしまいましたが忘れずに。

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屋根のツンツンが特徴的。森沿いにあるので本当に隠れ家っぽい!

㊱旧山本消防組番屋

【6巻】尾形が射撃のために登った火の見櫓。鐘の位置が違うのが微妙に気になりますが、木組みや高さはそれっぽい。

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㊳旧ソーケシュオマンベツ駅逓所

【7巻】キロランケが騎手を任されやってきた競馬場の厩舎。

【12巻】夏太郎が分解されそうになった駅逓所。

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駅逓所なので馬をつなぐ厩舎もあるというわけです。ちなみに馬の人形がいます。結構リアル!

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㊴旧田村家北誠館蚕種製造所

【175話】関谷が隠れていた蚕種製造所。本当に蚕の製造所だったので中は蚕の製造過程が人形で再現されてます。

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㊶旧納内屯田兵屋

【2巻】白石が隠れていたがアシリパに発見された家です。

屯田兵屋だったので軍服がかかっていたりします。生活感がある家。

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㊽旧菊田家農家住宅・㊼旧小川家酪農畜舎

【7巻】親分・姫と共に戦闘した山小屋、エディー・ダンの所有酪農畜舎です。

残念ながら私が行った時は修理中で拝見できなかったので写真はありません。

 

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菊田家農家住宅

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(おそらく)旧小川家酪農畜舎。

おわりに

書いているうちに「あれココも見覚えあるな。あっ、この巻に出てる!」とか単に入れ忘れたりして結構グズグズになってしまいました。申し訳ないです。

ただこうしてチェックしていると、開拓村で聖地じゃない所の方が逆に少ないっていう大変不思議な状態である事がわかりました。開拓の村っていうかゴールデンカムイの村……。

しかも行った時(2017年?)の時には蚕製造所などは登場しておらず、今になって初めて「あの建物か!」と思い当たり、もうなんなら毎年行きたい気分です。残りの建物もいつ本誌に登場するやら、楽しみですね。