喪女のだらだら駄らいふ

漫画もゲームもそこそこのライトオタク喪女がとりあえず脱喪を掲げつつ考えや行動を残しています。

ゴールデンカムイ聖地巡礼の旅~五稜郭編~

どうも、だら子です。

先日北海道に行ってまいりました。
北海道といえば、ゴールデンカムイ聖地巡礼の旅!


現在本誌では函館戦争がいよいよ大詰め。
これはもう函館に行くしかない!
(ついでに開拓村ももう一回行こう)

 

という事でゴールデンカム聖地巡礼の旅~函館・登別・札幌~のレポになります。
今回は函館・五稜郭のお話。

 

以下がっつり本誌ネタバレいたします。

①ゴールデンカムイ 函館戦争の流れをおさらい

函館戦争では各キャラが五稜郭の中を動き回ります。
けど誰がどこに行って何をしているのか?
分かりにくいので地図に起こしてみました。
(地図も見にくくてすみません)

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※北口の見隠塁を書き忘れました

※教会と書きましたが普通の小屋です。思い込み…(現在の五稜郭にはありません)

 

キャラの動き、出来事は下記の通りになります。

 

【鶴見中尉一派】(一番よく動く!)
・防風林手前あたりで待機
・永倉の話を聞いた後、南口から突撃
・南口右翼を制圧後、土手の上を鶴見、鯉登、月島が移動
(二階堂は南口手前で分かれる)
・東口を制圧後、北口方向に進む
・月島のファインプレーに鶴見の「いいぞいいぞ月島!」という激励が飛ぶ
(★マークの場所)
(それを夏太郎に目撃される)
・坂道を下りて教会にて鯉登、月島と会話
・教会からは三人バラバラで行動

 

■鶴見
西側の土手に直行、土手の上からアシリパを発見
→追跡するもアシリパは馬にて脱出
→後を追い北口に行き、ソフィアを発見し発砲
→後からやってきた月島の馬に乗り北口から追走

■鯉登
まっすぐ南口へ移動
→南口橋の上で永倉と戦闘後、堀に落ちる
→鶴見を追い北口へ

■月島
分かれた後兵糧庫に移動
→兵糧庫にてある物を発見した後兵士の伝言を聞き北口へ
→鶴見を拾い追走

■二階堂
分かれた後南口の堀に入り水中から橋を渡り五稜郭へ上陸
→土手を乗り越えて倉庫付近で土方を発見、発砲
→うまく躱され移動した先に杉元を発見
→杉元と戦闘、戦死


【杉元一派】

戦闘開始時点で杉元は土手(というより防御壁的なもの)付近に、アシリパと白石は兵糧庫にて待機

■杉元
南口を突破してきた兵士達を蹴散らしていると二階堂と遭遇
→二階堂を殺した後、土方達と合流
→馬を拝借してきて土手から逃げて来たアシリパを拾う
→白石と合流し北口から脱出
→途中ソフィアを拾おうとするが失敗
→北口にて谷垣と合流

■アシリパ
白石と共に兵糧庫で待機
→戦闘が激化してきたため白石の案で左翼土手の上で待機
→途中南口で戦死しているトニを発見する
→同時に北口土手の方から鶴見が近づいているのに気づき土手を降りる
→その時杉元に拾われ、共に北口へ向かう

■白石
アシリパ脱出のため堀の外側に行く必要があったため、
馬小屋に引火、馬小屋から馬と兵士の軍服を拝借。
→変装して南口突破を狙うも鯉登に見抜かれる
→南口橋の上で永倉に助けてもらいUターン
→杉元と合流し北口を目指す

 

【ソフィア一派】

■ソフィア
北口の守りを担う
→戦争が終わりに近づくと杉元達がやってきて共に脱出を願われるが拒否
→北口にて散る

 

■マンスール

門倉達と共に函館山から砲撃

 

【土方一派】

■土方
南口左翼にて戦闘後橋の前を通過、その際二階堂に発見、狙撃される
→切り抜けた後杉元と共闘、牛山と共に馬に乗り北口から脱出

■永倉
戦争初手にて南口で砲撃を受け堀に逃げ込む
→その後堀を渡ってわざと鶴見の元へ行き権利書の話をするが、
うまく逃げきり近くの民家を通り抜け函館山へ
→函館山から五稜郭を狙撃後、五稜郭に戻り南口にて鯉登と刀を交える
→鯉登を掘に落として、馬に乗った後土方が逃げたか五稜郭内を確認

■牛山
終始土方と行動を共にしている(たぶん

■トニ
土方達と行動を共にしていたが、二階堂と遭遇し被弾
→土方達の代わりに橋を守り戦死

■夏太郎
東口右翼の守備に配置
→「いいぞいいぞ月島!」と鼓舞する鶴見を見てドン引き
→なんやかんやあって五稜郭内を見回る永倉を狙っていた狙撃兵をやっつける快挙

■門倉&キラウシ
永倉と南口右翼あたりにいたが永倉が鶴見の元へ行ったため、
兵糧庫にいる土方に報告後南口を通過し函館山へ向かう

 

■谷垣

函館市内から駆け付ける
→北口で杉元達に合流する


■尾形
北口あたりの防風林(アカマツ群生地)に待機
→様子を伺っていたが某所からの狙撃に対応

 

これらを踏まえて五稜郭を散策します。

 

②まずは五稜郭タワーから俯瞰

まずは五稜郭タワーに登り、実際の五稜郭を上から見下ろします。

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手前の出っ張っている部分に二階堂がいて、橋を渡った先に土方さん達が陣取っていて…と妄想が広がります。それに思ったよりコンパクトな要塞なので、鶴見中尉達があちこち動き回ってもそんなに時間がかからなさそうですね。
ちなみにこの写真を見てもらえば分かる通り、実際にはない建物(馬小屋)も漫画にはチラッと出てきたりします。

また、尾形が潜んでいる防風林は漫画ではもっと遠くにある描写をされていますが、現在は五稜郭を囲むようにアカマツが植えられています。

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土手の反対側から見るとアカマツの群生地はこんな感じ。

けどもっと離れている描写があったので、実際はこんな所に人が隠れていても全く気が付ける訳がありませんね。

 

ちなみにタワーの中には函館戦争にまつわる展示や、土方さんの銅像もありました。

新選組が好きな人には一度で二度おいしい聖地。

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③五稜郭南口より突撃!

それではいよいよ五稜郭に入ります。

まずは南口の橋から。

ここはド正面の入口なので、この橋を巡って様々な戦いがありました。

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普通に橋を渡るのは非常に困難。

脇には堀と塀があり、橋の上を渡るしかないのです。

そこを機転を利かせた二階堂がわざと堀に落ちて橋を盾に進んでいきます。

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中々同じアングルが難しい!

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反対側から撮ると鯉登がシャカシャカしてる橋になります。

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この橋を巡ってはやはり鯉登vs永倉の剣豪対決がアツい!

ここに立つと狭い橋の上での立ち回りの妄想が捗ります。

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橋を渡ると函館奉行所の門。

この先が土方一派が武器を構えていた場所になります。

ちなみにこの道を真っすぐ進むと石に覆われた土手のようなもの(見隠塁というらしいです)があり、杉元はそのあたりで戦っていたはずです。

④アシリパさん待機の南口左翼エリア

今回は左回りに移動します。

右回りに回れば鶴見中尉と同じ道を歩けるのでオススメです。

まずはアシリパさんが待機していた土手周り。

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アシリパさんが泳ぐはずだった堀。

こうしてみるとそんなに距離はないように思えるんですが石垣で固められてるし矢筒があるから一人で泳ぐのは難しいんですかね。

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この場所はアシリパさんが遠くに見えた鶴見中尉を見つけた場所です。

ちゃんとGPSで位置確認したので間違いありません!!!

ちょっと分かりにくいんですが、ちゃんと曲がりくねった土手上の道があります。

二人で行かれたら是非鶴見中尉とアシリパさんごっこオススメです。楽しい。

⑤ソフィアが守る北口

ぐるっと回って北口にやってきました。

北口は南口よりさらに狭く、場所的にも印象的にもTHE裏門て感じですね。

皆この北口から脱出していきます。

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こちらは外側から。

谷垣は函館市内からこの橋で杉元達に再会しました。

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ちょっと橋の形は違うけど!北口なので!

ちなみにこの北口にも見隠塁があります。

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この見隠塁の前でソフィアとアシリパは分かれ、鶴見と最後の出会いを果たします。

 

ちなみに鶴見、鯉登、月島が秘密の話をする建物はありません。

モデルになった建物はまた別の場所にありますので、別の機会に。

⑥いいぞいいぞ月島!東口右翼

さて土手を続けて歩いて行くと東口右翼に辿り着きます。

ここは夏太郎が身を潜め、月島軍曹と鶴見中尉のおかしな激励シーンを目撃する場所です。

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中々抽象的なシーンでここだ!と自信をもって言えないのですが、GPS上で見るとこの土手用の階段がある場所付近でした。

分からないので分かる方いたらお知らせください。

ちなみにこの「いいぞいいぞ月島!」の後は土手を降りて教会のような場所に3人は向かいますが、その時にはこちらを使ったのではないかと思います。

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こちらは昔大砲を土手の上にあげるために作られた坂道だそうです。

さっきの階段よりこっちの方が多くの人が走って移動できそうですよね(あくまでも妄想です)

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東口そのものは現在はありません。

昔はあったのか、どこにも記載がなかったので分かりませんが石垣が空いているという事はあったという事なんでしょうか。

 

さて、元東口を見つつぐるっと土手を一周完了。

南口右翼は鶴見中尉が占領した場所!なんですが普通の土手(言い方が見つからない)なので写真はありませんが、調べた所グーグルストリートビューで見れましたので、興味がある方は是非。

 

⑦五稜郭奉行所

五稜郭を回り終えて最後に真ん中。

函館奉行所も見てきました。

今回の函館戦争では函館奉行所はたった1コマしか出てきません。ので中身は割愛。

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ちなみにこの五稜郭の反対側にあるトイレや飲食をするお店が位置的には兵糧庫になります。

 

⑧五稜郭散策をおえて

実は五稜郭に行った事がなく、ぼんやりとしたイメージしかなかったのでやはり行く事で分かる事がいっぱいありました。

それぞれの入口が想像以上に狭かったり土手の上がり下がりがかなり大変だったり。

たしかに守りやすいけど攻めにくい構造だなぁとか当たり前のような感想が理論上ではなく体験した感想としてポロリと出てくる。

それから最初にも書いた通り体感かなりコンパクトなので、少し移動しただけで他の人に出くわすのは全然あり得る話だなとも思いました。いろんなキャラ同士の戦闘が起きるのも納得。

 

また、作中には誰がどこにいるか分からなくなる人のために適度に地図上にキャラクターの顔が配置されたものが出てくるのですが、おかげでスマホの地図と照らし合わせる事でキャラがいる場所に自分が立つ事ができるのが最高に興奮しました。

(おそらく背景が石垣とか土手しかないのでより分かりにくいのかと)

五稜郭の中を歩いていると「ここは鶴見中尉が歩いた道」とか「杉元と二階堂が戦った場所」とか確認しながら楽しめるのでオススメです。

 

是非ファンの方は五稜郭散策に行ってみてください!

おわり

 

過去のゴールデンカムイ関連はこちら

 

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