ゴールデンカムイ聖地巡礼の旅~ウポポイ…編~
どうも、だら子です。
引き続きゴールデンカムイ聖地巡礼の旅をお届けします。
今回は白老ポロトコタン改めウポポイ。
以前白老に行った時丁度ウポポイの建設が決まった所だったので、
今回とても楽しみにしていたんですが、昔の方がよかったなぁという印象です。
振り返ったらあんまり写真もなかったです。
とりあえずウポポイ感想です。
入場予約面倒くさい
現在ウポポイはコロナの影響で前日までに予約しないと入場できません。
突然行けないのって旅行だと結構不便です。
しかも入場券とはまた別に博物館の入場券を予約しないといけない。面倒くさ!
これはコロナが収まったら改善されるんでしょうか。そうであって欲しい。
何はともあれ予約をし、QRコードをチラつかせながら入場ゲートへ。
(入場ゲートも分かりにくくて違う方向に歩いてった所を警備員に訂正されました)
ゲートが無駄にひろ~い。おそらく学校関連向けに広く作ったんでしょう。分かりますが広すぎ。ウポポイ内も無駄が多すぎてよく分かりません。この広さいる?
伝統芸能の公演見に行くだけでこの距離遠すぎ。
後職員が客の数に対して多すぎで圧が強くて既にもう入口で疲れた。なんで一人の客に10人くらい動くんだ…。
展示エリア
展示エリアも一新されました。
ポロトコタン時代は小さな施設に所せましと道具が並べられていて、これはこれで見どころがたくさんあって面白かったです。
しかし現在のウポポイは綺麗で興味を引く展示方法です。
(ちょっと証券会社っぽいグルグル)
実際に触って学ぶ展示はコロナのせいで触れられないようになっていました。
鮭皮の靴はやってみたかったです。
それでは作中に出て来た展示を一部振り返ります。
アマッポ
個人的にはかなり印象的な狩りのための罠。
本物は結構大きくて驚きました。けどこのサイズでも自然の中に溶け込んでたら気が付かないかもしれません。
スキー板
冒頭で第七師団が滑るのに使用したスキー板。
ゴールデンカムイの説明の方が分かりやすいという事実。
揺りかご
稲妻夫婦の子どもがのせられていた揺りかご。
他にもクマ送りに使用する花矢やアットゥシ、漁に使うモッコなどが展示されています。
またアイヌ料理の調理過程なんかの動画も流れてたりします。
コタンエリア
見た目は以前から変わりないんですが、室内がかなり変わっています。
以前はアイヌの生活を感じさせるような室内だったんですが今はそういったチセはありません。全てなんらかのショーが行われる施設になっていています。
(客引きがめちゃくちゃうるさい)
しかも寒くないようにの気遣いだとは思いますが床に思い切りブランケットのようなものが引かれていたり、入口も現代の現代っぽくなっていてアイヌどこいった。
今はもう↑のような展示見れません。
水辺にあった船も水辺から退かされてしまいました。
水辺にあるから船はいいんじゃないですかね。。
コタンエリアで唯一よかったのはクチャができていた事です。
これは間違いなくゴールデンカムイ影響だろうなと思います。
タイミングがあえばクチャについて説明を聞く事ができるらしいので晴れの日に是非。(雨天中止)
アイヌの体験イベント
ウポポイでは様々な上演や体験イベントが開催されています。
刺繍や料理などの生活に纏わるものから弓矢体験、クチャの解説などなど。ゴールデンカムイファンにはピンとくるものが多いですよね。
今回私はシアタープログラム アイヌの歴史と文化、伝統芸能上演を見てきました。
上演物は写真を撮れないので写真はありません。
アイヌの歴史と文化は名前の通り和人とアイヌの戦争や交流の歴史を分かりやすく説いたものです。ゴールデンカムイの話が始まる前あたりまでの話になるので、このプログラムを見ると簡単に歴史がおさらいできていいなぁと思います。
伝統芸能上演については良いか悪いかは運のように感じました。
というのもこのショーは指定席でウポポイ側が席を指定、言われた場所に座るんですが今回私はご老人のお喋りツアーに囲まれてしまい、観劇のマナーを知らない人たちだったのでショーに集中できず終了。
ただ公演自体が結局商業っぽいというか演出とかのせいで現代みが増してしまって結局げんなりしていたので周りが良い人たちでも同じかもしれません。
アイヌの世界に没入する事は残念ながらできませんでした。
結局前のチセの中でやってる方が本物っぽくて良かった。懐古主義みたいになってしまうんですが、人数を入れて見れる人数多くしようという工夫がどうにも受け入れられません。
アイヌグルメ
入口ゲートの外には何店舗かアイヌ料理を出すカフェやフードコートができました。
ゲートの外にあるので、ウポポイから一度途中退場してお昼を食べに行きます。出る時は戻る事を伝えないといけないのでお気を付けください。
今回は最もお手頃価格でお昼が食べられるフードコート、ヒンナヒンナキッチンへ。
頼んだのは白老牛とエゾジカのチタタプ風肉団子蕎麦と行者ニンニクのつくね。
チタタプはいわずもがな作中お馴染みの肉団子、行者ニンニクもアイヌにとって大事な食材という描写がありました。
杉元達は行者ニンニクを味噌につけて食べていましたが今回は行者ニンニクの味を知りたかったのでシンプルにそのままで。独特の風味がしましたがおいしかったです。蕎麦は言わずもがな。
ヒンナヒンナキッチンでは定番メニューとして行者ニンニク蕎麦やラーメンもありました。
ショップ
お土産コーナーもかなり大きくなり、アイヌの模様をあしらったグッズや手仕事で作られた本物の刺繍などがあります。
この中で最も注目する点は月寒あんぱんが売っている事です。
アイヌ模様の箱に2種類の味が入っているウポポイ特別仕様の月寒あんぱんです。
月寒あんぱんと言えば作中でもキーアイテム。
札幌市内にある月寒あんぱん本舗でパッケージ違いの月寒あんぱんを購入する事ができます。
実はこの時「ここで買わなくても札幌市内でも売ってるし時間があれば本店に行って買おう」と思っていたのですが予定が推して本店には行けず、駅構内を探し回っても月寒あんぱんがどこにも売ってなかったんですよね。
結局空港で1時間探し回ってようやく1店だけ取り扱っている所を発見して事なきを得ましたが、ウポポイで買っておけばよかったと後悔しました。
月寒あんぱんは中身はぎっちりしっとりあんこが詰まっていて、小さいながら腹に溜まるおやつでした。おいしかったです。
ウポポイに公共交通機関で行く時の注意・荷物について
ウポポイが誕生した事により、以前より駅や周辺が発展しました。
ウポポイへ行く時は北口(ウポポイ側)に降りて真っすぐウポポイに向かう事ができるようになっています。
しかし帰りは北口で電車の乗車券は買えませんし入れません。
元々の出入り口である南口に一度向かい、そこで乗車券を購入し入場します。
札幌に向かう場合はさらに反対側のホームに移動する必要がありました。
事前に乗車券を購入していない場合、かなりの手間と時間がかかります。
またキャリーバックはウポポイへ行く途中にある白老駅観光インフォメーションにあるロッカーに預ける事ができるようになりました。
大きなロッカーがたくさんありましたので、ロッカーの数が足りなくなるという事はおそらくないかと思います。(ほとんど自家用車で来る人ですし)
両替機等はなかったと思うので、あらかじめ小銭を用意しておくとスムーズに預けられます。
最後に
あちこちで様々な催しものが行われ、かつ建物同士の距離が遠い。博物館に入る時間も指定する必要があるのでかなり計画的に、かつ時間に気を付けながら回らないと次の公演時間がずっと後、もう公演が終わってると言った事になりかねない作りになっているなぁと思いました。
後客に対して職員の数多すぎ。
ご利用は計画的に。
おわり。
オマケのウポポイポスト。