突撃!婚活パーティー(前編)
時は恋愛戦国時代。
出会いは自分から求めるものだ!と喪女歴26年の私は悟りました。
「明日、婚活パーティー行こう」
という訳で京都に行くノリで人生初の婚活パーティー行ってきました。
利用した会社
今回利用した会社はパーティーパーティーさん。全国でほぼ毎日婚活パーティーをしていると噂(?)の会社さんです。
(※私は回し者ではありません※)
「婚活初心者 平日シフト休みの女性編」
「ハイスペ×オタク男性編」
など素敵な謳い文句で様々なパーティーを開いています。この中から自分の年齢で参加できる、かつ興味のある物を選びます。
今回私が参加したのは
「オタクっぽくない容姿×ハイスペック全てを兼ね備えた彼」
という見出しのパーティー。
正直オタク会話を封印されると喋ることに自信がないので素直にオタクの集いに参加しました。
なおこちらは前日夜の時点で男女共に空席1つ。これなら「開催しません」「人数に偏りが出て…」なんて事にはならないだろうと踏んだ結果です。
ちなみに私は明日行けるモノ、として選びましたが結構満員御礼のパーティーもあったので、参加したい物があれば早めの予約がオススメです。
早く予約すると嬉しい早割も!
いざ会場へ
今回の会社は都内某所。パーティーパーティーさんのフロアで開催されます。
各ブログで予習済みの私は「20分前には会場に行くといい!」というアドバイスを受けて20分前には会場を発見。しかし気恥ずかしいので遠巻きにビルの様子を見ていました。
すると「ここかな?」というノリで入っていく男、男、女……。おそらく同じパーティーに参加する人だろうと踏んで一緒にエレベーターに乗り込みます。
まぁエレベーターの中が気まずい!やっぱり誰もいない内に行くのが気楽でいいですね。
受付で身分証明書を確認して私のブースに向かいます。スタッフの皆さんはスーツで感じの良い方が多かったです。途中案内のお兄さんが「ここであってますよね…?」と若干不安げな顔をしていたのが印象的でした。
私が話聞いてなかったらどうしたんだ。
会場は白いパーテーションで区切られた個室がずらっと並んでいました。
畳一畳分もないスペースに机と椅子が2脚。奥に女子が座って男性は飲み物を持って移動するというパターンのようです。
飲み物はフリードリンクで緑茶、紅茶、りんごジュースの準備がありました。ひとまずりんごジュースを持って机の上に置いてあったプロフカードを埋めます。
今回参加したパーティーはあらかじめスマホでプロフィールを入力できるのですが、オタク仕様のため好きなアニメ等を手書きで記入しなければなりませんでした。
「字汚いから描きたくなかったのになぁ」とか「ベスト3なんて選べない…」と思いながらハイキューや弱虫ペダル、男性向けにアイカツ(?)等を書いてスタンバイ完了です。
それにしても全然男性がいないように思うのは気のせいだろうか。もしかして結構な数ドタキャンしてる…?周囲の様子を伺うと斜め向かいの女性とバッチリ目があって気まずかったです。(可愛い人でした!)
なんやかんやで開始数分前。ここでようやく男性陣が示し合わせたようにやってきました。
いや遅刻ギリギリじゃないか、と思いながら司会のシステム説明が入ります。
自分のスマホを使ってプロフの確認、お気に入り度を★で付けられる。うむ、便利。
その間に隣の男性もやってきましたが、なんだか話が進まなさそうな雰囲気だなぁ…。
回転寿司スタート
「それじゃあスタートでーす」
司会の合図と共にあちこちでお喋りが始まりましたが、男性(Aさんとします)がささっとプロフを書いているのでしばし待ち。終わった後もお互い沈黙しました。
いざ話せ!と言われても何話せばいいか分からない。
「こういうの初めてでよく分かんないんですけど、婚活パーティーよく来るんですか?」
「いや、あんまり…」
おい。気まずいわ。気を使った質問が裏目に出ました。
しかしここでオタク特有のプロフカード登場。ひとまず共通のゲームで6分を乗り切りました。
ちなみに今回の参加者は男性12人女性12人。珍しく偏りなく満員御礼だったようです。
その中でいいなと思ったのは3人、ないなと思ったのが3人。その他は普通、といった結果でした。顔だけ見れば8割がた普通から雰囲気イケメン。
「オタクっぽくない見た目」というタイトルのせいか、6人くらい茶髪のマッシュルームっぽい川谷えのんみたいな人が来て、席を入れ替わっているのに全く入れ替わっている気がしませんでした。流行ってるの?
そんな訳で全員を覚えていられないので、印象に残っている人だけ並べてみました。
ちなみにほぼ全員共通でゲームの話をしました。
①Bさん
爽やかな雰囲気イケメン。川谷えのん似。
「婚活パーティー初めてなんですよ〜」
「そうなんですか?可愛いからすぐ決まりそうじゃないですか」
さらっと可愛いと言われて喪女の私、ビビる。
彼とはゲームの話もしつつ街コンに参加した事があるというので突いてみましたが、やはり大人数で喋るより1対1の方が落ち着くようです。婚活の手段にも相性があるんだなぁとしみじみ。
②Cさん
「こんにちは〜」
ジャニーズの佐藤勝利くんに似てる!!!第一印象が勝利くんだったので、メモに一言だけ「勝利くん」って書いてありました。
身長は小さいけどイケメンの部類。整えれば磨くタイプだ。またもビビる私。
終始ニコニコしていて可愛らしかったので★5つです。(最早全員高評価なのでは?
③Dさん
入ってきた瞬間、「ないな」センサーが発動。いかにもオタク!って感じの人でした。
若干異臭がする。口臭がダメなのかもしれない。
漫画の趣味も合わず、まぁまぁ気まずい時間を過ごしました。
もっと好きな漫画とか誰でも分かりそうなものとか、書こう…。
④Eさん
頭がハゲている。いやハゲが悪いのではないのだけど、なんとなく意識が頭に向かっていって終始頭を見ていた気がする。悪い人ではないけど申し訳なくなった。しかもハゲ方がなんか前衛アートみたいだった。
いいねタイム
ひとまず話した時点で印象が良かった人にいいねを付ける時間があります。
私は正直誰が誰だか良く分かっていなかったので、メモで★4をつけていた4人(B君、C君含む)にいいねを出してみる事にしました。
すると私にいいねしてくれたのは3人!一人はないと断言した誰かと、★3つの誰かとC君でした。
つまりお互いいいねを押しているのはC君だけになりました。
正直他にいいねをくれた人は誰だか分からないし、いいねをもらっていないのに一方的にカップリング希望出すのもなぁ、と思ったのでカップリング希望はC君のみで提出。
すると間もなくスマホにカップリング結果が表示されました。
「残念でした。カップリング不成立です。
貴方にカップリング希望は一通来ていました」
さらばCくん。
そして誰だか知らない人、ありがとう。
ゼロ票じゃなかっただけちょっと救われました。
パーテーションで連絡先を交換し合う男女を横目に、敗者は静かにエレベーターに乗り退散します。エレベーター内で集まった女性陣は普通に見て全然オタクっぽくない可愛い系の方が多かったです。
婚活パーティーを経て
さて初めての婚活パーティーを経て反省点と学んだことがあります。
①喋りすぎた
初対面と沈黙するのってまぁまぁ当たり前だと思うのですが、隣に座って二人っきりの気まずさと言ったらありゃしない。要はめちゃくちゃ喋りまくってしまいました。
もちろん相手に質問もしますが、積極的に喋って笑わせに言ってしまった気がします。ちょっとウケた方が私もホッとするしとにかく沈黙しないからです。
けど冷静になったらすごく煩い奴だなぁと思いました。
②せっかくのスマホを生かしきれない
スマホで評価をつけながらお話ができる!というのが今回のパーティーの売りだったんですが、喋りに集中し過ぎて全然スマホを見る余裕がない!正直スマホ弄りながら喋るのも態度悪いな…と思ったので、人が移動してる隙間に★とありかなしかだけメモっていた結果、見た目が似ているのもあって誰が誰だか判別に苦労しました。
12人でこれなんだから20人とか無理。
③トークの出だしが大体固定になる
「飲み物大丈夫ですか?」「こういうの結構来るんですか?」等途中から面倒くさくなって会話の切り出しフレーズが固定されてきた。けどこれでいいのかもしれないと思える。
帰りの電車にて
婚活パーティーでの反省をしつつ、帰りの電車で私はパーティーパーティーのアプリを開いていました。懲りずにポチポチと次の婚活パーティーを探して予約しました。
「本日 18:00~」
そう、この婚活パーティー2時間後に開催予定のものに!
いわゆる婚活パーティーはしごです。
というのもキャンペーンでパーティーパーティーに初回で登録した女性は指定期限以内の2回目の参加が無料だったんです。
「このまま手ぶらで帰ってたまるか!(またオシャレして出てくんのクソ面倒!)」という訳で第2回目の婚活パーティー後編に続く!