喪女のだらだら駄らいふ

漫画もゲームもそこそこのライトオタク喪女がとりあえず脱喪を掲げつつ考えや行動を残しています。

モアナ同時上映「インナーワーキング」で泣いた

どうも、だら子です。

現在放映中の「モアナ~伝説の海~」を見てきました。

開始6分で泣きました。

というのも、モアナの前に短編映画「インナーワーキング」が放映されたのですが、泣かずにはいられませんでした。

 

今回はインナーワーキング(+α要素でモアナ)の話。

 

インナーワーキングはネタバレするので注意。

モアナはストーリー展開のネタバレはしませんが、モアナの幼少期?(映画冒頭)の話をするので更に注意。

 

インナーワーキングだけでも価値ありますので、「モアナと伝説の海」是非見に行って下さいね!

 

ちなみにモアナですが、平和的なストーリーを期待して見に行くといい意味肩透かしくらいます。海外版ポスターを見ると分かりやすいです。

 

それではインナーワーキングとモアナの話。

 

ネタバレしても大丈夫な方はスクロール

 

 

 

 

 

 

 

f:id:otamozyo:20170321114817p:plain

インナーワーキングのあらすじ

 短編6分しかないのでもはやあらすじがストーリーネタバレになってしまうという…。

ご了承下さい。

 

映像は、ある男性の一日を、脳や心臓などの気持ちを描きながら進んでいく。

(ディズニー映画、インサイドヘッドのような感じ) 

目が覚めて、脳は仕事に行かなければいけないと思い、体に信号を送って準備をする。

シャワーを浴びている間は音楽をかけて、ノリノリで体を洗っている。

ところが脳は「石鹸で頭を打って死ぬからやめよう!」と音楽をとめてしまう。

そして鞄を持って外に行き、仕事場に行くまで徒歩10分。

 

仕事場に行くまでも、様々な誘惑があり、その度に心は「思うが儘楽しくはじけたい」と思っている。

しかし脳は、その誘惑を却下し職場へたどり着く。

職場のドアを開けなければと思う脳と、行きたくない開けたくないという心が葛藤する。

 

その後、いつものロボットのようなルーチンワークが始まる。

この時にはもう心や体の主張する権利は脳が奪い取っていた。

そして、隣を見れば乾いた目をした年老いた同僚が。

脳の中で自分もこうして乾いて死んでいくのだろうかと考えていた。

 

 

…という話。

ちゃんと続きもあります。

 

見たい人は下を反転。(スマホの人はコピーしてメモに貼りつけよう!)

脳は年老いた時の事を考え、心に体の主導権を戻す。

すると主人公はふっきれて会社をとびだす。

会社に来るまでに見た様々な誘惑を、心の思うが儘に体験していく。

心が満たされて仕事に戻ると、今までとはくらべものにならないくらいのスピードで楽しく仕事を進める。

次第に周囲も感化されていつのまにか仕事場はディスコのように笑

最終的には仕事もプライベートも楽しく両立するというオチ。

 

これを見た時、心当たりがありすぎて泣いてしまいました。

まさに日本で働く大多数の人はこんな気持ちじゃないだろうか。

鬱寸前じゃないか。

あぁ私も心の赴くまま、仕事をやめてしまいたいなぁ。と仕事と自分の関係性や気持ちを考えさせられました。

常に脳というか理性や常識が心の声を無視していて、次第に心が死んでいくような感覚を分かりやすくしてくれたアニメだと思います。

 

見る人によってはルーチンワークを馬鹿にしてると捉える人もいるかもしれないけど、インナーワーキングの言いたい所はそこではないと思います。

 

モアナのポスターに

「心を見失いそうな時、見つめ直して。

 自分の道を決められるのはあなただけ」

とあります。

まさにこれです。

 

モアナは子どもの頃からウミに心を惹かれていましたが、保守的な父に「海に出る事は村の掟で禁止」「次の村長はお前だ」と期待や掟で雁字搦めでした。

でもモアナは色々あって海に出ます。

海にいる間も様々な出来事がありますが、モアナは自分の心を信じて突き進みます。

 

内容や長さは違ってもテーマは一貫して「自分の心の声に従って自分の足で立ち上がっていく事」。

モアナを通して力強いメッセージにかなり励まされました。

 

 

歌詞も響く

ちなみにモアナのテーマソング?「どこまでも」非常にいい歌です。

正直Let it goより全然いい歌だと思ってます。

ただ歌詞は映画を見てからの方がやはり響くものがあります。

(映画を見てないなんでこんな事言ってるんだ?と疑問を抱く可能性も)

 

是非映画館でモアナ見てくださいね~~~!

 

 

喪女ブログランキング参加してます。