喪女のだらだら駄らいふ

漫画もゲームもそこそこのライトオタク喪女がとりあえず脱喪を掲げつつ考えや行動を残しています。

アマプラで見た映画・ドラマをまとめてみる

どうも、だら子です。

最近はCMや番宣で名前は見てた、気になっていた映画やドラマを見るいい機会だともっぱらアマゾンプライムを見ています。アマゾンプライムに入っていれば無料で好きな時にいくらでも見れるので、良い時代になったなぁと思います。

今回は自分の備忘録用に、見たものをまとめておきたいと思います。

 

縛ったつもりはないけれど、綾瀬はるかと時代劇系。

 

海街diary

しっかり者の長女・幸(さち)と酒好きで年下の男に弱い次女・佳乃(よしの)、 いつもマイペースな三女・千佳(ちか)。

祖母の残した鎌倉の家で暮らしていた3人のもとに、父の訃報が届いた。そして幼いころに別れたきりだった父が残した “異母妹”を迎えることになり…!?

家族の絆を描く、限りなく切なく、限りなく優しい吉田秋生の新シリーズ。

第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、マンガ大賞2013受賞作。

月刊flowaersより引用

「海街Diary」吉田秋生

海街diary

放映当時は綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずの豪華キャスト出演という事で話題だったこの映画。正直全く見る気はなかったのですが、作者がバナナフィッシュを書いた吉田秋生先生だと知って速攻で見ました。

この映画はアメリカ映画のような大きな事件が起きて主人公が解決!のような派手さはなく、ただ淡々と四姉妹の日常を描く映画。起きる事件も誰もが「あぁこういう事あるある」と思うくらいの等身大の事件で、大きな事件がないと面白くないと思う方は「なぁんだ、何も起きないじゃん」と思うかもしれません。けれど彼女たちの中では大事件の連続で、大きく感情が動いている。本当にこの家族の日常を覗き見ているような感覚でした。

そして全体を通してとにかく綺麗です!舞台である鎌倉の美しさ、四姉妹それぞれが持つ美しさ、ありふれた日常の美しさ。どこを切り取っても絵にならない所がない。

また、出演している四姉妹もどこからどう見たって女優ですから美人なのは当たり前なんですが、本当に「従姉妹の綺麗なお姉さん」とか「町で見かけた美少女」とか決して女優ではなく、日常にいそうな素朴なお姉さん、美少女って感じがしてビックリしました。ここ最近のドラマを見かけると、あきらかに演技してるなって感じがして見るのが嫌だったのですが、全く違和感なくさらっと見れて感動しました。特に広瀬すずがちゃんと演技しているのは初めて見ました。キャラの名前もすずですし、広瀬すずとピッタリでした。可愛いし、その年代ならではの繊細な感じや青春劇など素晴らしかったです。

今夜、ロマンス劇場で

映画監督を夢見る青年・健司の前に現れた1人の女性。彼女の正体は、彼がずっと憧れていた映画の中のお姫様・美雪だった。

”逢いたい”気持ちが奇跡を起こし、出会うはずのなかった2人が出会い惹かれあう。

2人の恋の行方は……。

映画『今夜、ロマンス劇場で』イントロダクション

今夜、ロマンス劇場で

海街diaryで綾瀬はるかっていいなぁと思い、続いてはこちら。「今夜、ロマンス劇場で」を見ることに。

正直な所あらすじを見ていればなんとなく展開の予想がつくこの映画。予想はしていてもぐっと引き込まれる素敵な映画でした。純粋な愛の映画を求めている方に是非オススメしたい!何かとキスすればハイ円満エンドみたいな映画ばかりのこの世の中によくぞ誕生してくれた!

ベタな展開でお互いへの気持ちを育んでいく姿は微笑ましいし、話が進むにつれうるっと来てしまう展開。愛を貫くってこういう事を言うんだな~と最後は涙をハンカチで抑えていました。

詳しくはネタバレになってしまうから言えないのが悔しい!見て欲しいです!

後この映画では素直に感心した事がひとつ。ヒロインの美雪はモノクロ映画から飛び出したお姫様なのですが、本当に飛び出してきた姿もモノクロなんです。映画だし都合よくカラーだろう、と思ったらモノクロなんです。びっくり。

それと綾瀬はるかの衣装が全部可愛い。ファッション好きな人も是非。

JIN-仁-

ある事件がきっかけで江戸時代にタイムスリップした現代の脳外科医が、自らも幕末の動乱に巻き込まれていく。

JIN−仁−|ドラマ・時代劇|TBS CS[TBSチャンネル]

JIN-仁- BD-BOX [Blu-ray]

「コロリでございます!」でおなじみの仁(1期は「コロリでございます」が出ない)、昔ちょこっと見た事があったのですが全部は見た事がないので綾瀬はるか繋がりで全12話を見ました。全然気づかなかったのですが、このドラマは丁度10年前に放送していたそうです。10年たっても色あせないドラマです。

中身については言わずもがな。仁の素直な人柄に周囲が動かされていくのは見ていて気持ちがいいです。ただグロいのが苦手なので手術シーンはあえなく飛ばし飛ばし……。それでも十分面白いのですが、医療ドラマが楽しめる人はよりハラハラドキドキして見れるので面白いのだろうなぁと思います。

それと10年前の綾瀬はるかが可愛い。和装も似合う。

武士の家計簿

会計処理の専門家、御算用者として代々加賀藩の財政に携わってきた猪山家八代目の直之(堺雅人)。

江戸時代後期、加賀百万石とうたわれた藩も財政状況は厳しく、加えて武家社会には身分が高くなるにつれ出費も増えるという構造的な問題があった。直之は、家財道具を処分し借金の返済にあてることを決断し、猪山家の人々は一丸となって倹約生活を実行していく。

Yahoo映画より(公式サイトは見つからず)

 

武士の家計簿

実際に発見された家計簿を元に書かれた磯田道史さんの本を元に作成されたこの映画も海街diary同様派手な事件は起きず淡々と過ぎていきます。けど倹約のため家庭内での事件がちまちま勃発しています。(何せ武士の”家計簿”ですから)

家を支える主人公、直之はとにかくそろばん一筋のそろばんバカと呼ばれるような存在。武士と言えば刀を振り回すイメージですが、彼と彼の一族は代々そろばんを武器に戦ってきた武士。

その武器が職場である藩にも、更に自分の家にも向き、そろばんを使った算術で藩の不正を正したり、家庭のどんぶり勘定の家計簿を救ったり。「江戸時代版半沢直樹か……?」と思わずにはいられない展開です。

この映画を見て学んだ事と言えば

・自分が嫌だと思っていた事も続けていれば特技になり自分や家族の身を助けることができる

・見栄より信念!

でしょうか。仲間由紀恵が可愛い。

殿、利息でござる!

今から250年前の江戸時代、藩の重い年貢により夜逃げが相次ぐ宿場町・吉岡宿に住む十三郎(じゅうざぶろう)は、知恵者の篤平治(とくへいじ)から町を救う計画を聞く。

それは藩に大金を貸付け、利息を巻き上げる「庶民がお上から年貢を取り戻す」逆転の発想だった!3億円もの大金を水面下で集める前代未聞の頭脳戦勃発!計画がバレれば打ち首確実!強欲お奉行の嫌がらせを乗り越えて、十三郎と仲間たちはさらに必死の節約を重ね、ただ町のため、人のため、私財を投げ打ち悲願に挑む!!

『殿、利息でござる!』大ヒット上映中!

 

殿、利息でござる!

今回見た中で一番ドラマチックで面白い、しかも実話という超トンデモ映画。

ポスターやキャラクター紹介は阿部サダヲ推しですが、基本的には十三郎(瑛太)視点で話が進んでいきます。

話しは単純、3億円を集める。ただこれに就きます。しかし3億円なんて集めようと思っても集められる金額ではない、では一体どうやって集めるのか?失敗したら打ち首確実なんて、スリリング過ぎる!

この映画は全体を通してギャグ調でとにかくテンポが良く、見ていて気持ちがよかったです。くすっと笑え、なるほどと納得させる所もあり。もちろん緩急をつけて泣かせてくる所もあります。全部実話だと思ったらすごい話です、本当に見る目変わります。

皆が一丸となって一つの目的に挑む。ありきたりなテーマですが、ありきたりだからこそやっぱり胸が熱くなる。2人の企てがどんどん皆を巻き込んで、現実味を帯びていくのは痛快としか言いようがないです。

俳優さんの演技もそれぞれ良い味を出しています。皆キャラが立っていて個性的なのに何故かまとまりがあって落ち着く。不思議とハマります。阿部サダヲは阿部サダヲです。

 

これから見たいもの

次は何を見ようかとアマプラを見ているのですがピンとくるものがありません。何かおすすめがありましたら教えて頂けると幸いです。

また綾瀬はるか繋がりでひみつのアッコちゃんでも見ようかなぁ。すっかり綾瀬はるかが大好きになってしまった……。