1日でvoridで作ったキャラをMMDで躍らせる流れ
どうも、だら子です。就活は相変わらず進捗ゼロです。
単純な話新しい玩具のようなものを見つけて大はしゃぎして遊んでいるからです。
その名もvorid。
誰でも3Dモデルが簡単に作れるという画期的なソフトです。vroidのおかげで自分のオリジナルキャラクターを3Dで作り、簡単な動きをさせることができるようになりました。
けど動かせるなら「踊らせたい」と思うのが人間の欲深さ。
色々調べましたが所々ぶつ切りの情報はあるにしろ「キャラクターを作った後躍らせて、ネットにあげる所」まで一括でやっている所はないなぁと思ったので自分のメモ用にまとめます。
ちなみに私は3Dに関してはズブの素人で、3日くらいしかvroidもMMDもいじっていません。何も分からない。ということで以下の事を前提としています。
目的
3Dモデルを作って躍らせて、youtubeやtwitterにあげられる形式にまで整える
対象
とにかく簡単に躍らせたい人
詳しい知識とか勉強したくない(?)
クリックとドラッグ&ドロップの基本操作だけで進行したい人
→バグが起きた場合の直し方は「1行程前に戻って同じことをやりなおす」「ちょっと設定を適当にいじって試しながら直す」という手段を取っています。だって分からないから。
所々分からないなと思うソフトに関しては各々検索をお願いします。
用意するソフト
後からあれこれダウンロードしてとなるのは面倒くさいので先に全部書いておきます。
①vroid
3Dモデルのキャラクターを作ります。
②VRMX2PmxConverter
【VRoid】ワンクリックでVRMをPMXに変換するツール【MMD】 - ニコニコ動画
vroidで出力した3Dモデル(vrm)をMMD対応のデータ(pmx)に書き換えます
③PmxEditor
vroidモデルはデータを変換してもMMDではすぐに踊れません。
身体の動きの軸となるボーンを入れます。
→③-①標準ボーンチェッカー
標準ボーンチェッカーでやってる事:T0R0のブロマガ - ブロマガ
・基礎となるボーンを入れて整えます
③-②準標準ボーンチェッカー
【MMD】準標準ボーン追加プラグインの紹介【PMDE】 - ニコニコ動画
・さらに細かいボーンを入れます。最近のMMDモーションはこちらを入れておくと大体安心
③-③MMD変換したVRMを使いやすく最適化
[ツール]MMD変換したVRM(Vroid)を使いやすく最適化 - のっそり猫 - BOOTH
vroidのモデルは既存のMMDモデルより大きいのでサイズ調整をしたり不要なボーンを削除します
④MMD
Vocaloid Promotion Video Project
モーションやカメラワークを設定します
⑤つんでれんこ
MMDで作った動画(avi)をSNS向けの動画データに変換します。
各自でお借りしてくるといいもの
・MMDモーション、カメラ、ステージ等
一からやるととにかく骨が折れる。
配布してくれている方々に感謝してお借りしましょう。
①vroidデータを出力
まずは3Dモデルを作り終えた前提で話を進めます。キャラクターの作り方に関しては動画など説明があるのでそちらを参考に。気が向いたら細かく後で書きたい所。
①「顔編集」「髪形編集」等の編集メニューから「撮影・エクスポート」
②左メニューの「エクスポート」
③右メニュー「エクスポート」
④タイトル名(モデル名)等をつけて「OK」
⑤「〇〇(キャラ名).vrm」を保存
②Pmxデータに変換
vrmデータをMMD対応のpmxデータに変更します。
やり方はソフト配信動画に詳しく書いてありますのでそちらを参考に。
【VRoid】ワンクリックでVRMをPMXに変換するツール【MMD】 - ニコニコ動画
でも行程としては簡単なので書いておきます。
①ソフトを起動後左下のボタンをクリックして先ほど出力したデータを取り込む
②すると②の部分が読み込みたいキャラの顔に変わる
③右下のボタンをクリックして出力
④キャラの顔の横にフィニッシュの文字が出るので終わり
データは「PmxExport」というフォルダ内にできます。
このソフトには終了ボタン等がないのでキーボードのスタートなどを押してバーからソフトを直接終わりにしてください。
③3Dモデルを整える
躍らせるための骨組みを入れます。
ソフト
プラグイン
標準ボーンチェッカーでやってる事:T0R0のブロマガ - ブロマガ
【MMD】準標準ボーン追加プラグインの紹介【PMDE】 - ニコニコ動画
[ツール]MMD変換したVRM(Vroid)を使いやすく最適化 - のっそり猫 - BOOTH
事前にやる事
プラグイン(追加ソフトのようなもの)をダウンロードし、解凍
「〇〇〇〇.dell」というデータをダウンロードしたPmxエディタのフォルダ「_plugin」→「User」の中に入れる
①PMXエディタを起動後、二つの画面が出てくるので右の画面に先ほど作ったPmxデータにしたキャラクターをドラッグ&ドロップ
②「編集」「プラグイン」「user」を選び、事前に入れておいたプラグインがしっかり入っていれば↑のように選択できるようになっているはず。
もしも「フォルダに入れたのに認識されていない」という場合
あればもしかしたらDLLブロックという奴かもしれませんので、もう一度以下のサイトを参考に解凍しなおしてください。
PMDE/PMXEプラグインでのDLLブロックについて:T0R0のブロマガ - ブロマガ
時々この時点でモデルが異様にテカっている場合があったりするのですが、その時は今までの肯定をもう一回やりなおすと案外直ってます。
③「ボーンチェッカー」→「PMXE」を選択すると様々なボーンを強制設定した旨のウィンドウが出てきますのでとにかく全部「OK」
「~を設定しますか?」とはいいいえを聞かれる時もありますがとにかく全部はいで進みます。
準標準ボーン、最適化~も同じく「PMX」を選び、いれたいボーンを選んで追加します。分からないので私は全部入れてます。
保存して次へ進みます。
④MMDで躍らせる
ボーンを入れたpmxモデルをいよいよ躍らせます。そのためには事前にモーションをお借りしておきます。必ず同梱されているリードミーを読んでから。
MMDに関してはそれこそ初心者向けのサイトがいっぱいあるので以下省略。
今回はとにかくドラッグ&ドロップ。
踊らせたい時は…
①pmxエディタ時と同じく右の白い空間にボーンを入れたデータをドラッグ&ドロップ
②借りてきたモーション「〇〇〇.vmd」を同じく白い空間にドラッグ&ドロップ
③右下の「再生」ボタンを押す
ボーンにバグが起きていない限りはこれで動きます。
カメラモーションを追加したい時は…
①下メニューの「モデル操作」から「カメラ・照明・アクセサリ」を選択
②カメラモーションをドラッグ&ドロップ
③「再生」
音楽を追加したい時は…
①wav形式の流したい音楽を持参
②上メニューバー「ファイル」の中から「wavを読み込む」でOK
背景を追加したい時は…
①借りてきたデータ(pmx)をドラッグ&ドロップするだけ
「〇〇.x」というデータがある時は「カメラ・照明・アクセサリ」に切り替えてアクセサリとして読み込むことができます
モーションとカメラは同じ曲のもの、同じ人数のものを選べばズレないはずなので手っ取り早く躍らせてカッコいいモノが見たい!という時はセットがオススメです。
※カメラモーションを入れた時は必ずモデル操作「カメラ・照明・アクセサリ」を選んだ状態で再生しないとカメラモーションが反映されませんのでご注意ください。
いじり終えたら出力します。
出力する前にメニューバー「表示」から「座標軸を表示」のチェックを外しておきます。
①メニューバー「ファイル」から「AVIで出力」
②「録画フレーム」を設定します。
左に曲の長さやカメラワークが記録されているタイムラインがありますので、自分で切りたい所のフレーム数を確認して入力します。
ちなみに「このダンスがどこだか分からないから再生して確認しよう」とすると一番最初から再生されてしまうので、下のメニュー「再生」の中にある「フレ・スタート」にチェックを入れておけば見たい所から見ることができます。
録画フレームの入力を終えたら、「WAVEも出力する」にチェックを入れて「OK」
⑤動画を整える
AVIのままだとSNS等に投稿できないことがよくあるので、おおよそのSNSで対応しているデータ形式に整えます。
①ダウンロードしたつんでれこのフォルダ内に「ここに動画をD&D」というファイルがあるので、出力したAVIファイルをドラッグ&ドロップ
②動画を入れると様々な質問がされるので答えていくだけで動画が簡単に変換されます。分からない時はとにかく「初心者向け」を選んでいけば間違いありません。
これで動画は完成です。
所々髪のグラデーションが消えたり、足がぐねぐねしたりするバグが起きますが直ったり直らなかったりまちまちなのでそこは目を瞑って頂きたい。何せ簡単にただ躍らせたいだけの記事なので(?)
分からない所があれば都度そのソフトについて検索してみてください。
慣れると自分でカメラワークを編集したりできて実に楽しいです。自分で解決していくというのも楽しいので、色々挑戦してみてもいいかもしれません。
それでは楽しいMMDライフを。