喪女のだらだら駄らいふ

漫画もゲームもそこそこのライトオタク喪女がとりあえず脱喪を掲げつつ考えや行動を残しています。

うさぎ島・大久野島に行ってきた

どうも、だら子です。

早速有給消化期間をエンジョイしております。エンジョイしすぎて筋肉痛です。

普段の運動不足がたたって少し歩いただけで小鹿の如く足が震える始末。少しずつ歩く練習を…なんてやっていたら永遠に進まないので、良い荒療治と言えるのですが。

 

さて、何故筋肉痛になっているかと言えば先日旅行に行って参りました。

うさぎ島と名高い広島にあります大久野島を徒歩でぐるりと一周。

今回はうさぎ島記録。

f:id:otamozyo:20181018165440j:plain

 大久野島とは

 竹原市の忠海港から船で約15分。周囲約4kmのこの小島は、かつて毒ガス工場があったことから「地図から消された島」でした。現在は国立公園に指定され、約700羽もの野生のウサギが棲息することで知られており、国内外を問わず多くの観光客が癒しを求めて訪れています。

ひろしま竹原観光ナビより引用

https://www.takeharakankou.jp/spot/4304

 

f:id:otamozyo:20181017203600p:plain

地図で見るとこんな場所にあります。

うさぎ島として有名な島ですが、同時に毒ガス工場のあった島としても有名です。

可愛いうさぎと仄暗い毒ガス工場跡地のミスマッチ具合、一度で二度おいしい場所でした。

行き方

今回は広島から上陸します。

現在最寄りの港である忠海駅(忠海港)まではJRの電車が完全ストップしておりますので、JR代行のバスで駅まで向かいました。

忠海駅からは徒歩で5分ほどで港に着きます。

f:id:otamozyo:20181017204310p:plain

港にはこのお店がありますので、こちらで大久野島行きフェリー切符を買います。戻ってくる予定の方は手っ取り早く往復切符を買うが吉。

大久野島行きの船には二種類ありました。

・フェリー(大型船)

・客船(小型船)

客船は100人ほどしか乗れません。並んでいたけど乗れなかった、という事が発生します。炎天下、寒空の下で待つのは嫌だ!という人はフェリーの来る時間帯に並ぶのをおすすめします。フェリーはかなり大きいので、乗れないという事はないと思います。

(土日に行きましたがやはり客船にはギリギリ乗れずフェリーで行くことに…)

ちなみにここらへんでお店と言えばこの兎のお店くらいなもので長時間の暇つぶしは期待できません。

 

しかし徒歩数分の所にアオハタジャム工場がありますので、お時間のある方はそちらで時間を潰されたらよいかと思います。

見学及びジャム作りは予約必須なので、アポなしで行った場合展示とショップが見れるようです。日曜日は空いていませんのでご注意下さい。

いざうさぎ島へ

舟に揺られること15分。いよいようさぎ島に上陸です!

f:id:otamozyo:20181017213051j:plain

事前に買ってきた野菜を入れたビニール袋を引っ提げてさっそくうさぎ捜索。

するとさっそく発見しました、第一村人ならぬ第一兎です。

f:id:otamozyo:20181017204936j:plain

ん~~~可愛い!!!!!!

うさぎは太陽の日差しが熱いせいか、日陰にいっぱい隠れていました。

f:id:otamozyo:20181017205025j:plain

f:id:otamozyo:20181017205049j:plain

ちょっと歩くだけでいろんな兎を発見することができました。こんなに大量のうさぎ見たことがありません。

とてもリラックスしているようで、逃げる素振りもせずにだらだらだらだら。桟橋付近のうさぎ達はもうお腹いっぱい食べているようで、ご飯をねだってはきませんでした。

という事で持って来た野菜を与えるためにも島一周のウォーキング開始です。

 

島は約4キロ。自転車をレンタルする事もできますが、結局うさぎにエサあげるのに立ち止まるし、坂もあるので徒歩でいきました。

第二桟橋からスタートして左にぐるりと回ります。

f:id:otamozyo:20181017203728p:plain

最初は海水浴場まで海沿いの道を歩きます。こちらにもうさぎはいるけどもうお腹いっぱい食べているようで、のんびり昼寝をしている子も。

f:id:otamozyo:20181017205814j:plain

微笑ましい気持ちになりながらスローペースで歩きました。

すると大久野島の観光ブログやサイトではよく見るこちらを発見。

f:id:otamozyo:20181017205903j:plain

フォトジェニックなこちらは表に回ると頭を入れられるようになっており、波の音や鳥の声などをこの大きなうさぎの耳が拾って響かせてくれる(というものだった気がする)優れもの。

私もさっそく一番大きいうさぎヘルメットに頭を突っ込みましたが、特に何も聞こえませんでした…ショック。

 

更に道を歩いて行くと、↑の地図には載っていませんが灯台のすぐ傍まで歩いて行けます。かなり足を持ち上げて登っていくと、小さな白い灯台を発見。でも近づけるのはこの距離が限界です。

f:id:otamozyo:20181017210320j:plain

更に灯台の傍にはこのような開けた場所がありました。

海が綺麗に見えてとても気持ちがいい場所です。うさぎものんびり寝そべっていました。(どこでも寝てたけど!)

f:id:otamozyo:20181017210050j:plain

毒ガス島としての大久野島

海、山のそれぞれ良い所を体感できる大久野島はうさぎ島ののほほんとしたイメージの反面毒ガス島として存在していた歴史があります。

島を一周している間に、ちょこちょこそれらが姿を現します。

f:id:otamozyo:20181017210613j:plain

大久野島唯一の宿泊施設のすぐ脇にあったり、

f:id:otamozyo:20181017210732j:plain

f:id:otamozyo:20181017210650j:plain

トンネルを抜けた先にあったり。廃墟が好きな人にも楽しい!そしてそこにもまたうさぎがいます。可愛い。

 

大久野島のうさぎ達

ここで道中であったうさぎ達の癒しを提供します。

f:id:otamozyo:20181017210929j:plain

f:id:otamozyo:20181017211031j:plain

f:id:otamozyo:20181017211105j:plain

f:id:otamozyo:20181017211159j:plain

あ~~~~可愛い。

大久野島に行く前に

さて素晴らしい大久野島ですが、行った時に色々思った事があるので今後行くかもしれない人達のためにアドバイスを!

動きやすい恰好、靴で

灯台まで登る道のりは膝を高く持ち上げて登って降りてを繰り返しました。また、道中坂道も険しく、おしゃれ靴では歩くのがしんどいと思われます。タイトスカートやミニスカート等はやめ、ガウチョやパンツ、ジーンズなど動きやすい恰好と靴で行く事をおすすめします。

・エサはペレットではなく野菜、特にキャベツ一玉を推奨

まず大久野島でうさぎのエサは売っていません。

ペレットでしたら忠海港のショップで一袋100円で売っています。しかし私がおすすめしたいのは野菜!特にキャベツ!丸々一玉持っていきましょう。何故キャベツかと言えば

・安い、軽い

言わずもがな。鞄の中の面積は取りますが、大量のにんじんを持つよりは軽い。

・量がいっぱいうさぎにいっぱいあげられる

この島にはかなりのうさぎがおり、桟橋から離れた所にいるうさぎ達は腹ペコな子達が多いです。キャベツ一玉を一枚一枚剥いでもいろんな兎達にご飯をあげる機会が増えます。

・手で持ってあげられる

ペレットを手から直接食べてくれる子は少ないです。大方地面に撒いて、それを食べるのを見ることになります。でもせっかくなら手からあげたくないですか?人懐っこい子でしたら手から直接食べてくれるので楽しいです!

・手でちぎれる

旅行の方はスーパーで野菜を買うと思いますが、ホテルに包丁などはありません。にんじんなど買ってもカットできる場所もなく、そもそも一本の単価が高いし手間がかかる!その点キャベツはその場でちぎって好きなだけあげられます。

f:id:otamozyo:20181017213241j:plain

私はキャベツを一玉持参しましたが、島一周してぴったり全部なくなりました。途中ケチって葉を三等分にしたりしたので、実際もっと野菜が必要でした。

道中エサがなくなっちゃった、と残念そうにしている方々もいらっしゃいましたので、野菜は是非多めに持っていって、出し惜しみしないで済むようにしてあげるといいかもしれません。

でも必要以上に持って行って、最後に持って帰るのが面倒だからそこらへんに置いていくとか絶対NGです!気持ち多めで!

最後に

人に慣れているうさぎは目が合うとぱぱぱっと近寄ってきてエサをねだります。

物凄くポケモンの気分になりました。(野生のうさぎが現れた!的な…)とても可愛いのでうさぎ好きな人、癒しを求めている人、おすすめです。私はお昼も含めて3時間楽しみました。

広島、四国あたりの旅行を検討している方におすすめです!

f:id:otamozyo:20181017212804j:plain

f:id:otamozyo:20181017212832j:plain

この子はビニール袋の中からちぎってあったキャベツの葉をかっぱらっていきました。可愛いから許される…。

おわり。